疑似エンボスって何?

2025.6.17

疑似エンボス

15年前に制作したタマヤ株式会社の会社案内の表紙も「疑似エンボス」を活用しております。以来、この印刷表現は私たちの大切な魅力のひとつです。
印刷表現に差をつけたい。パッケージ、パンフレット、名刺、ポスター…。そんなご希望にお応えしているのが、タマヤ株式会社の「疑似エンボス」です

疑似エンボスとは、表面に独特の凹凸感もしくは立体感を生み出す印刷手法です。
画像の表面を拡大して見ると、ツルツルした部分とザラザラした部分があるというのもお分かりいただけるかと思います。
画面だけでは伝わりにくいものの、実際に触ってみると確かに凹凸(高低差)があり、印刷物に奥行きをプラスしております。
従来のエンボス加工に必要だった金属板の型も不要なので、小ロットも低コストに安心して活用いただけます。

 
表面を拡大
更に拡大
イラスト

最初にオフセット印刷により専用のOPニスを部分的に塗布した後、コーターによりUVコータニスを全面に塗布します。
専用OPニスの上にコーターニスを重ねると、コーターニスがはじかれて凹凸があるように変化していきます。
そして、UV(紫外線)を照射することにより硬化され、ザラザラと触感になります。

 
flow1
flow2
flow3
flow4

ロゴに厚みをもたせたい、タイトルにアクセントを付けたい、画像の質感に臨場感をプラスしたいというご希望に柔軟にお応えしております。
また、色味に影響が少ないという特徴もあり、元になるデザインの魅力も完全に活かせます。
魅力あふれて印象に残る印刷物の実現に向け、お客様に寄り添ってまいります。どうぞお気軽にご相談下さい。

前の記事 一覧 次の記事